HAPPY ENDING

私の日記です

2018年3月21日水曜日

雪が降ったよ。家から一歩も出ず、お昼過ぎに宅配ピザを頼んで飢えをしのいだ。

夫は引っ越しの荷造り。私は暇だった。いくらでもやることはあるはずなのに何もせず、YouTubeでコロッケのモノマネを見たりして過ごした。お風呂の蓋を掃除したのは偉かった。

雪で寒かったことを理由にできるので家に閉じこもって何もしなかったことの罪悪感がなかった。何もやることないって思いながらただただ時間が過ぎて行くってすごい無駄だとは思ってる。

東京生活最後にやりたいことや行きたいところをどんどんこなしていけばいいとは思うんだけど、なんか今さらもう何もできないって気分。荷造りは来週本気でやればいいし、まだあと少しは出かける余裕もあるはずなのに、もう無理って感じ。いつもそう。何か予定があると、その予定までの時間がすべて待機時間になる。今もう完全に引っ越しまでの待機時間だからね。引っ越した後、あれもこれもやっておけばよかったって後悔するのかもしれない。死ぬときにも同じように思うのかもしれない。

 

今日はお風呂で昔のことを考えていた。猫と一緒に住んでいた頃の毎日の生活が少ししか思い出せなくて悲しい。エピソード的なものは思い出に残っているけど、例えば自分が猫の待つ部屋に毎日どんな気持ちで帰っていたかとか、休みの日に猫とどんな風に過ごしていたかとか、そういうことをちゃんと覚えていたかった。楽しかったはずだからもっと覚えていたかった。

1人で暮らしていた頃の日常もよく思い出せないけど、寂しかったはずだから忘れてしまっていてもいいのかもしれない。