HAPPY ENDING

私の日記です

2018年9月19日水曜日

期せずしてお弁当が豪華になった。夫からお昼に喜びのラインが来るほどに。

太った男に後ろから抱きしめられる夢を見てしあわせな気持ちで目が覚めたので、夫を送り出した後、その余韻に浸ろうと再び布団に入ってそのままお昼まで眠った。

午後は家で読書。とにかく今読みたい本がたくさんあるので忙しい。

夕ご飯はハンバーグ(玉ねぎソース)、パクチーレタスキュウリトマトサラダ(ナンプラードレッシング)、昨日の残りの切り干し大根サラダときんぴらごぼうとお味噌汁。ハンバーグ、近所のスーパーの手作りハンバーグだったのだけど、めっちゃ美味しかった。自分で作る玉ねぎゴロゴロ系じゃなくて、みじん切りが細かくて滑らかで。ソースも美味しくできたし、良かったねえ。最高。太る。

穂村弘「これから泳ぎにいきませんか」。書評集。すごいなあ、あらゆる本をちゃんと読めて、評を書けて。読んだことのある本もあったけど、なるほどそんな風に読むのかって思ったもん。私はぼんやりしすぎなんだ。自分の好きなものさえ何で好きなのか説明できないんだから。

「私たちの生はイベントとは呼べない小さな日常の連続であり、そこには写真にもビデオにも捉えることができず、共有の記憶からも洩れてしまうような『何か』が大量に充ちているんじゃないか。」という文章、そう!と思って忘れないようにメモした。

当たり前すぎたり小さすぎたり名前が付いていなくて見えにくかったりするものや感情を、ちゃんと見えるようになりたい。見て、捉えて、残したい。本当は短歌とかで表せたらいいと思う。でも私は何も捉えることができないし、もし捉えられたとしても、うまく言葉にできないと思う。

あることはわかっているのに見えなくて、もどかしいというか、自分が半透明の膜に覆われてるような気がしてくるよ。