HAPPY ENDING

私の日記です

2019年5月10日金曜日

夢の中で誰かを追いかけているような引き止めようとしているような状況で、大きな声で呼び止めようとしていた。叫んで、さらに叫んで、半分目が覚めながら、叫ぶ時の喉が開く感じがスッキリする、と思っていた。隣の部屋から母が「寝ぼけてるの?大丈夫?」と声をかけてくれて、ちゃんと目が覚めた。かなり大きな声で叫んでいたらしく、心配された。

父の運転で、病院へ。母、3回目の抗がん剤。診察の合間に院内の美容院へ行き、カツラを買った。中くらいのランクのもので18万円くらい。

母の治療の受付を見届けて、私は帰路に。「じゃ、頑張ってね」と声をかけて、サラッと別れてしまった。あとで、怖くなった。これが最後になったりしないよね?

父に駅まで送ってもらう途中、父がこの前の弟との喧嘩のことを話し始めたので嫌だった。聞きたくない。弟が、母が癌になったのは父のせいだと言ったらしい。曖昧に返事をしていたら、父から「否定しないってことは、○○ちゃん(私のこと)もそう思っているの?」と尋ねられてしまった。正直、そう思っている。父というか、父の親族たちというか。「病気の原因は色々あるだろうから特定はできないけど、お父さんと結婚して、お母さんが普通の人より苦労したのは事実だと思う。この家に嫁いだことで、ものすごいストレスがあったと思う。」と冷静に伝えた。父は黙ってしまった。父を傷つけたと思う。酷いことを言ったと思う。でも、そう思っている。父のことを嫌いなのか好きなのかわからない。母にはキツイことでも何でも言いたいことをぶつけられるのに、父には気を使ってしまう。父は散々母に苦労をかけてきたし自分勝手で精神がおかしくて不潔でだらしないけど、私のことを悪くいうことは一度もなかった。でも、父が母のことを殴ったり悪くいうことで私は傷ついてきた。父のことを好きなのか嫌いなのかわからない。

ものすごい罪悪感に苛まれてしまった。

伊勢丹のローズベーカリーでスコーンとキャロットケーキとクッキーを買って東京駅に向かった。

猫と離れるのが寂しい。猫と一緒に寝たい。

1ヶ月半ぶりの我が家はすごく綺麗に片付いていた!ありがとう夫。モノで溢れた実家の風景を見慣れてしまったので、家がすごくスッキリして見える。

夕方から、父がどこかに消えてしまい連絡がつかなくなったらしい。いつものことだが。他にもちょっとした事件があったようで、弟がイライラして逐一ラインしてくる。また実家が揉めるかもしれないと思うと心配で仕方ない。

大した問題でもないのに弟が大げさに騒いでいるだけな気もする。どうしてわざわざ心配させるような報告をしてくるのか。

父も弟も似たようなもの。どちらも酷い。