HAPPY ENDING

私の日記です

2019年8月27日火曜日

美容院。歩いて15分の距離、雨が結構降っていてキツかった。カラー剤が頭皮に染みてものすごく痛かったけど言えず。髪が全部抜けちゃうかもしれないと本気で不安になるくらい痛かったけど、言えず。抜けちゃったらしばらく外出できないだろうなとか、帽子被ればいいのかなとか、そんな風に悩んでる間に「染みます!」とひとこと言えば済むのに、なぜか言えず。もし本当に髪が抜けたり頭皮がかぶれたりしたとしても、悪いのは染みると言わなかった私。何かあってもとにかく染みてなかったんだと嘘をつくしかないとか、馬鹿みたいだけどずっと考えていた。シャンプーしている時もだいぶ痛くて怖かったけど、シャンプーが終わる頃に痛みがなくなった。ホッとした。前髪を短めにした。美容師さんのコミュ力がすごいんだと思うけど、話が毎回盛り上がってかなり楽しい。なのに「染みる」のひとことが言えない。

退院した母から早速電話があり、父の愚痴を延々聞かされたんだけど、最終的に私がぶち切れて終わった。母は父をディスったかと思うと庇ったり、自分を正当化して言うことをコロコロ変えたり、母が父に言えないことを私から言うように命令したり、私の発言を遮ってさっきと違うことを主張したり、滅茶苦茶だった。私は両親が揉めるのが嫌だという気持ちと母に気楽に過ごして欲しいという気持ちがあって、実家の環境や父の性格・生活態度を変えることは無理だから、母の気の持ちようとか父に対する声のかけ方を工夫すれば喧嘩が減るだろうし少しは母が暮らしやすくなるだろうと思った。それを伝えようとしたんだけど、何をどう言っても全部反論されるし、しかもその反論に一貫性が無いし、本当に滅茶苦茶だった。私が声を荒げると、いつもの「お前はすぐ怒る」発言が出たので、私が怒りっぽいんじゃなくて、昔から私の意見や考えを聞かずに自分の言いたいことだけを押し付ける、お母さんのコミニュケーションの取れなさが私を異常に怒らせるんだと怒鳴った。本当にそうだから。私の気持ちとか考えを尊重してくれない。私が全く無関係なことならそれでもいいけど、父と母のことなんだから、私なりに思うことはいろいろあるのに。

昔の母なら負けじと怒鳴り返してきたところだろうけど、癌になって丸くなった今の母はあっさり電話を切った。

私は辛くてしばらく動けなかった。

母から「お騒がせしました。明日気をつけて帰ってきてね」とラインがきたので、迷った末に「ごめんね」と「ションボリ」のスタンプを返した。

夕ご飯は、豚肉の味噌漬けと玉ねぎの炒め物、パプリカのマリネ、ゆでたまご、トマトとナスのオリーブオイル焼き、人参のゴマサラダ、油揚げと小葱のお味噌汁。

残業で疲れて帰ってきた夫に母のことを話しているうちに大泣き。さらに子供の頃の辛かった出来事をいくつも思い出してぐちゃぐちゃに泣いて、夫を困らせてしまった。子供の自分が可哀想で、助けてあげたい。子供の自分になったつもりで夫に抱きしめてもらったり、子供の自分を抱きしめる想像をしてみたり、子供の頃の写真を見て話しかけたりしてみたけど、うまく癒せない。子供の自分の話をゆっくり聞いてあげたり、気持ちを理解してあげたり、安心させてあげたい。

明日実家に帰るのが嫌すぎる。