HAPPY ENDING

私の日記です

2020年1月23日木曜日

家に居てしまった。コーヒーもちょっとつまめるお菓子もたくさんの美味しいパンも読む本もあるので家を出る必要がない。

何も生み出さない、ただただのんびりしたこの生活、夫がよく許してくれていると思う。よく虚しくならないもんだと我ながら思う。いや、なってるのかも。虚しさに慣れたのかも。何もなさに。諦めたのかも。

大学を卒業したあと2年くらい今みたいな生活をしていた。あの時も、虚しくはならなかったのうな気がする。何も考えていなかった。でもたまに、もう自分の人生は取り返しがつかないところにきているような気がして怖くなる時があった。

就活をしなかったのも今考えると怖いが、そもそも大学をよく卒業できたなと思う。授業にはほとんど出なかった。どうやって試験を乗り越えたのか。卒論も書かずに卒業した。何だったんだ、大学。卒業したのは確かだけど、今でも卒業できたことを不思議に思う。単位が取れないというか授業の選択の仕方すらわからないまま卒業の時期を迎えて途方に暮れる夢をいまだに見る。

何も考えないで生きてきた。覚えている場面がいくつかあるだけで、ほとんどのことを忘れてしまった。

夕ご飯は、蒸し鶏、ほうれん草と茹で卵のサラダ、にんじんとかぼちゃのレモンオイル蒸し、セロリと玉ねぎと鶏胸肉のトマトスープ。