HAPPY ENDING

私の日記です

2019年8月7日水曜日

やっと婦人科に行ってきた。母の癌の件を話し、子宮体癌の検査を受けた方が良いか相談した。先生はいろいろ丁寧に教えてくれて、検査はまだ必要ないだろうという。生理が来ず、子宮内膜が剥がれ落ちずにいることはリスクになるので、定期的に生理を起こすためにやはりホルモン剤を飲むことになった。漢方も。

医者の後スーパーにも行って、午後は家で英語の勉強をして過ごした。

母と長電話。母はまだ父が変わることを期待している。私は正直、父のことは諦めている。私が父とは最終的に距離を置きたいと思っていると言うと、母はそんなことを言わずに面倒を見てあげてほしいと言う。ああ見えて良いところもあるんだよ、と。それなら、父の悪口や結婚生活の苦労や愚痴ばかりを私に聞かせないでほしい。私は父を憎めば良いのか大切に思えば良いのかわからない。子供の頃からずっと戸惑っている。

父の良いところはどこかと聞くと、母は言い淀んだ後、「…根は優しい…ところもある。あと、趣味を持っている。…あ、あと猫を大切にする!」と絞り出した。

私は冷静に見て父は頭がおかしいと思う。父自身が見ている父の姿と現実の父にものすごいギャップがある。父が自分の中でどうやってそのギャップを埋めているのか、ギャップから目を逸らしているのか、そもそもギャップが見えないのか、わからなさすぎて怖い。どうやって自分の中で辻褄を合わせているのか。考えるほどこっちの気が狂いそうになる。

親じゃなかったら距離を置こうと思うような人。親だけど、距離を置いてもいいよね。

電話を切ったあと、私は幸せだと思った。穏やかで優しくて常識的で私を大切にしてくれる夫と一緒にいられるから。

夕ご飯はアジの開き、山芋とミニトマトのサラダ、小松菜と油揚げのお味噌汁、デザートに生どら焼き。

明日夫は始発で東京出張。9時過ぎには布団に入った。