HAPPY ENDING

私の日記です

2018年9月2日日曜日

目覚めスッキリで朝から優雅にベーグルサンドとコーヒーを楽しみ、読書。後から起きてきたかわいい夫の朝ごはんもしっかり作って、午前中はかなり良い調子だった。生理になった。

昼過ぎ、読んでいる本に笑えるフレーズが出てきたので夫に読み聞かせようとしたが、興味がなさそうだったのでやめた。その後しばらくして、この前読んだエッセイで面白かった話を夫に話し出したところ、夫が懐疑的な態度をとるので、私ブチギレ。夫は疑問に思ったことを尋ねただけなのに、私はなにもかも否定されたように感じたのだった。本質と関係ないことを質問して揚げ足を取ろうとしてるみたいな気がした。おまえ本当は全然理解できてないだろとか、それを良いと思うのがかっこいいと思ってるんだろとか、俺そういうエッセイ嫌いだしとか、何が面白いのかわからないとか、そんなものは面白くないということに気づかせてやるとか、何かを見透かしたような、拒絶するような、そういう態度に見えてしまった。夫にはそんなつもりは全くないらしいのだけど。

私のコンプレックスが問題なんだと思う。自分の感性に自信がない。良し悪しを判断しているのが自分の心からの本音なのかわからない。これを良い(悪い)と感じる自分が他人からどう見られるのか、考えるのをやめられない。憧れる人物像を模倣しているだけで私自身は空っぽなのかもしれない。映画を見ても本を読んでもロクな感想が言えない、なぜそれが良いと思うのかをうまく説明できない、説明しようとすればするほど自分だけ変に興奮して空回って、どこかで読んだものの真似みたいな上滑りしたような自分のものになっていない寒々しい言葉が出てきて、自分で自分に突っ込む。全然わかってないんじゃん!

いや、でも、説明できないけど、うまく伝えられないけど、確かに良いと思って、言葉にはできないけど心が動いて、好きだと思った。それは確かなんだ!本当なの。信じてほしい。

お願いだから疑わないでほしい。私が1人で興奮して空回ってうまく説明できなくても、私の心が動いたんだから、それを温かい目で見守ってほしい。良かったねって思って欲しい。シラけたり、疑ったり、しないでほしい。

感性だけじゃなく、私自身のことも疑わないでほしいと思った。私は嘘つきじゃないし、悪い人じゃない。

自分ではそう思っていけるど、そうじゃなかったらどうしようとも思った。化けの皮が剥がれたらどうしよう。

でも、悪気はないの!優しいし、本当に良い人なんだよ。だから誤解しないでほしい。

色んなことが頭を巡って大泣きしてしまった。

全部自分の中でもう1人の自分と戦ってるんだと思った。もう1人の自分を夫に投影してるんだと思った。

自分が自分を疑わないで、自分自身や自分の感性を良しとして、納得して、積み重ねていけばいいと思った。

子どもの頃の辛かった思い出と嬉しかった思い出も話さずにはいられなくなり、また大泣き。夫は「ホルモンバランスのせいもあるのかな」と言いつつ静かに聞いてくれた。

夕方、豚まん、シューマイ、炒めないニラ玉、サバ缶、フライドポテトなど。少し眠って(私だけ)、夜ごはんは納豆と味海苔で適当に食べた。

目の下のたるみとクマが尋常じゃなくて、30代の今からこんな状態じゃこれから先どうなるのかと恐怖した。慌てて目の周りの筋肉のエクササイズをやったり、目の下の筋肉を使うために五木ひろしの顔マネをしたりした。泣いたせいで少し腫れてたっていうのもあるのかな。涙袋も巨大化してたし。

目が冴えて眠れないので1時過ぎまで読書してから寝た。

ミランダ・ジュライ「最初の悪い男」。不思議で思いもよらない展開。すごい変、だけどすこい感動的!