母の抗がん剤の副作用チェックのため、妹の運転で病院へ。血液検査は問題なく、来週、予定通り2回目の抗がん剤治療をやることになった。
3人で美味しいレストランで食事をして、春の花をたくさん見て、キムチを買って帰宅。
妹はかなりまともだった。ほっとした。
改めて、私の父はおかしいと思う。父は自分を客観視することができない。父の自己認識上の父の姿と現実の父の姿の間にはものすごいギャップがある。ギャップを目の当たりにすることは日々絶対にあるはずなのに、何があっても父の自己認識は揺るがない。ギャップからどうやって目をそらしているのか、どうやってそのギャップを無かったことにしているのか、どうやって辻褄を合わせているのか。どうすればあの自意識を保てるのか。考えても考えてもわからなさすぎて、恐怖を感じる。