HAPPY ENDING

私の日記です

2023年6月25日日曜日

夫はまたリビングで寝ていた!しかもまたキャンプ用のマットみたいなやつを敷いて!

疲れが取れるようにちゃんとベッドで寝て欲しい、と思っていると、目を覚ました夫が「ベッドで寝てくる」と言って寝室に入って行った。

朝はいつも通りトースト。昼にまた野菜を蒸していると夫が起きてきたので一緒にご飯を食べた。

出かける準備をしていると妹の件で母から連絡があった。妹は心が不安定になっているせいで母や弟の発言にも過敏になっており、母の良かれと思っての行動や発言を拒絶している。その妹の心を理解できない母に、何度も「お母さんが悪いわけではない、今の妹は自分がかけて欲しい言葉しか受け入れる余裕がない、しばらくそっとしておいてあげて欲しい」ということを伝えた。母を傷つけないように、妹の気持ちをわかってもらえるように、必死で伝えた。母は優しく愛情深いが自分が正しいという気持ちが強く、それ故に子供の気持ちに鈍感で押し付けがましいところのある人なので、なかなか素直に受け取ってくれず、「でも」を繰り返すのでかなり疲弊した。

疲弊してもう無理かと思いかけたが気を取り直して夫と有楽町へ。電車は座れたので問題なく乗れた。薬も飲んでいたし。

せっかく有楽町に来たからとロンハーマンを覗くと、あれよあれよというまにパンツを1本買ってしまった。値段を見てしまった夫は呆れていた。

夕方、坂本慎太郎のライブの音漏れを聴くために(悲しい)日比谷野音へ。夫の知人と合流し、外に座り込んで耳を澄ませた。音は完全に、十分過ぎるほどしっかりと聴こえて、ステージがまったく見えないことを除けば(悲しい)最高だった。音漏れ勢は私たち以外にもたくさんいた。踊り出す人、歓声を上げる人もいた。

途中、弟から「母が微熱があり若干体調が悪い」と家族LINEにメッセージが入り、私との電話でストレスを感じさせてしまったせいかもしれないと心が痛み、落ち込みそうになる時間があったが、音楽に集中することで平静を取り戻した。

帰り、電車が止まったり乱れたりしていて混んでいそうだった。ひとまず上野まで歩こうと提案し、怯む夫を盛り立てて1時間、本当に上野まで歩いた。夜の東京を歩くのは久しぶりでとても楽しかった。

ただ、途中で妹から電話があり、昼間母から聞いた話を今度は妹から聞く羽目に。母の体調が良くないことを知って自分のせいだと思った妹は母を強く拒絶したことを後悔して泣き、母に心配をかけないために自分の精神状態が不安定なことを母にこれ以上知られたくないと騒ぎ、そのくせ「今もらっている薬を全部飲んでも死ねないんだって」などと危うい発言をする。話しているうちに落ち着いてきたけど、正直、もう限界だと思う。まずは仕事を休むべきだと思う。電話のたびにそう伝えているんだけど、その選択肢は眼中にないみたいで少しも聞き入れない妹。本人にとって「仕事ができる自分」がいちばんのプライドだから縋りついているんだと思う。旦那さんが言っても聞かないだろうし、仕事中に限界を迎えて会社側から休むよう指示が出るしか方法はないのかもしれない。

電話を切って、また疲弊。母と妹の調整役となり、母に気を使い、妹に気を使い、妹の話を聞き、宥め、慰め、励まし、電話を切った後も心配で不安になって。私にはこれ以上何もできないよ。こっちが限界だよ。

夫が「十分過ぎるほど献身的だよ」と言ってくれた。

そうだよね。私は私にできることを十分やっている。妹と自分をしっかり切り離して、私は私の生活をいつも通りやっていく。妹からの依存に振り回されたり、妹の精神状態に引っ張られたりしない!

上野から電車に乗った。空いていたけど座れなかったので胸が落ち着かず数駅で途中下車。でも次の電車で座れたので何とか無事に帰宅できた。

帰りが遅くなって夫には悪いことをした。今日が土曜日なら良かったんだけど。明日から仕事なのに、ごめんね。