HAPPY ENDING

私の日記です

2024年6月29日土曜日 実家で人気の私

未だ体調が復活しない夫は病院へ。私は実家へ一泊。

特急電車の出発直前に不安が爆発し、降りようと慌てて立ち上がったものの時すでに遅し。座席に座り直して窓の外を流れる景色を眺めながら冷たいお水を飲み、動悸が治るよう祈った。どうにかなってしまいそうで怖くて、隣の座席の男性にパニック障害であることを打ち明けて不安から気を逸らすために話し相手になってもらおうかとか、そういうことを脳が勝手に考えていた。

意外と5分くらいで落ち着いたので本当に本当に良かった。あの時降りていたら、またしばらく電車に乗れなくなっていたと思う。

実家で、義理の妹と協力して伯母の持ち物を仕分けした。今日はとりあえず食器類と着物・反物を整理。独身のまま実家に居座り自由を謳歌した挙句パーキンソン病となって弟夫婦(私の両親)の世話になり続ける伯母。たくさんお金を使って高価な物に囲まれても最後には結局処分するものばかりで、なんか悲しいよね。

ひと仕事終えたあとは義妹の愚痴を聞く時間に。弟が父にそっくりで嫌になるが、それと同じくらい義妹が母にそっくりで驚く。うちの両親の歪な関係性を、弟夫婦がそっくりそのまま再現している。

妹が姪と甥を連れて実家に夕ご飯を食べに来た。姪が私に会いたがったので来てくれたらしい。姪とダンス対決などをして全身全霊でふざけて笑わせていると、中2になった甥もまだ笑ってくれていた。 母も「こんな子供みたいな44歳…いる?」と呆れつつ楽しそうにしていた。私は実家でみんなから愛されている。賑やかで楽しい夜になった。

薬の副作用で体調が悪くなるだろうと心配して実家に帰ったにも関わらず、母はいつも通り元気で、いつも通り手際よく豪華な食事を用意してくれて、私はそれをありがたくいただくだけの、ただの子供になっていた。

猫と寝た。