HAPPY ENDING

私の日記です

2020年7月10日金曜日

夫は人間ドックだったので半日で帰ってきた。

私はいつも通りの平日を過ごすつもりでいたが、夫が家にいるとなんか違うんだよな。キルトにも集中できず、夫に意味もなく話しかけたりリビングに寝転んだりつまんない!と大声を出したりして夫に呆れられた。

夕方、無理やりキッチンに立って料理をし始めるとよくやく楽しくなってきた。好きな音楽をかけて夫とお酒を飲んだ。

夜、母が伯母に怒鳴っている、と弟がLINEしてきた。LINEをみた瞬間、鼓動が早くなった。また揉め事か。慌てて弟に電話すると、弟は「最近多いんだよ」と。来週からの治療を控え、母はかなりナーバスになっているようだ。昔から母は精神的に辛いとき、怒りっぽくなる。病気になって以来、怒りの矛先はあからさまに伯母に向けられるようになった。

昨日もその前も、私との電話では母は機嫌良く笑っていたので、私は母の本当の気持ちに気づいてあげられていなかった。ナーバスになって当然だよね。

母の治療が始まったらまた修羅場だな。そう考えたら辛くなった。

伯母さえ実家にいなければ母は楽になれるけど、伯母は絶対に出ていかないだろう。父が無理やりにでも伯母を施設に入れたらいいのに。

伯母のことを決して嫌いではなかった。でも、母の辛さやストレスの大きさを考えると、今は伯母とうまくコミュニケーションをとれない。

伯母がいることでずっと歪な家族だった。母が病気になったからといって、今更私たち子供がその歪さを正すことなんてできない。私たちの問題ではなくて両親と伯母の問題だから、私たちが無力感を感じる必要はない。そう思おうとしている。

物理的に伯母を動かせないなら、母の心をケアして楽しい気持ちにさせるようにするしかない。それを頑張るしかない。

弟との電話を切った後、完全に心が暗く閉じてしまった。涙が出そうなのに泣けなかった。

テレフォン人生相談に相談している自分を想像して、加藤諦三先生やマドモアゼル愛さんになりきって回答してみた。途中から夫も巻き込んで相談ごっこをした。客観的になれるし面白い。一瞬元気が出て、またすぐ塞ぎ込んだ。

寝る前にトイレに行くと少し出血があった。

 

朝 あんこ入りデニッシュ コーヒー

昼 ネギ温玉和え麺 あずきバー さけるチーズ

夜 ナスの煮浸し ちぎりトマトのマリネ 鯛のお刺身 日本酒 ポテチ ワッフル 加賀棒茶 赤いきつね3口