HAPPY ENDING

私の日記です

2019年3月14日木曜日

一日中、母の病室で過ごした。ほとんどの時間は元気に余命をネタにして笑っていたけど、たまにしんみりして涙を流す。

午後、親戚が数人お見舞いに来た。みんな母の姿をみて、とても末期ガンには見えないと戸惑っていた。

夕方、医者が来て、退院できると言った。すぐにできる検査は終わり、残り1つの検査まではまだ日数があるので、入院している意味がないらしい。

3月の終わりに残り1つの検査をして、その結果も含めて最終的な検査結果説明があって、そのあとおそらく化学療法を3週間ごとにやることになるそう。

化学療法っていうのは、抗ガン剤治療のことらしい。母は、先生に言われたことをやるしかないからね、と自分に言い聞かせるように言っていた。髪が抜けたらウィッグかぶればいいし!とか、やってみなきゃわからないし!とか。

退院することになり父は喜んでいるけど、母はこれから始まるんだよ、と呆れている。その通りだと思う。退院したらお母さんの食事もケアも家族でやることになるんだよ。実家にはお父さんとパーキンソン病の伯母しかいないのに。