自分が感動したり感銘を受けた物事やその素晴らしさについて、人に上手く伝えられない。特に夫に。ほとんどの場合なかなかわかってもらえなくて、説明する自分の言葉がどんどん上滑りして、結局自分は何もわかっていなかったんだとか、わかっていないくせに得意げに話し始めて馬鹿みたいだとか、結局私には何も理解できないんだとか、そういう気持ちになって落ち込む。
「あなたの人生の物語」の感動を夫に伝えたいけどうまく説明する自信が持てなくて、ここ最近ずっとプレゼンのシミュレーションをしていた。今日、「上手く説明できるかわからないけど」と前置きした上で夫に話してみたんだけど、やっぱり上手くいかなかった。予想もしないような質問をされたり、納得できないような顔をされたりして、もどかしいような、むかつくような、馬鹿にされているような気がした。
ついこの間も本を読んでいてなるほどと思ったことを話したら、「言ってることはわかるけど言葉がおかしい」などと言ってすんなり受け入れてくれず、嫌な気持ちになった。要点からズレた部分にいちいち拘って揚げ足をとられている感じだった。
嫌な気持ちにならないために、感動は自分の中に留めておこうといつも思う。でも、伝えたくなる。夫に上手く伝えられるようになったら、自分の感動にも自信が持てる（？）かもしれないし。
以上のようなことを、すべて夫に話してみた。夫に言わせると、逆のことも多々あるそうだ。夫の感動を私が理解せず軽く流したり冷たくあしらったりすることが。そうか〜。それはごめん。
喧嘩にはならなかったけど、なんか悲しくなっちゃったな。2人の感性が違いすぎて。わかり合えないことはわかっているけど、共有できる感動が少なすぎて。
私が今感じている気持ちも夫には伝わらないんだろうと思ったら涙が出てしまった。夜までずっと心が萎れて、楽しい気持ちになれなかった。
ホルモンキャベツ玉ねぎの味噌炒め、筋子、アボカド、チーズ、クレープ、納豆、卵かけご飯、ガトーショコラ。
