久しぶりに調子よく過ごせた。左目の奥は相変わらず痛くて頭痛薬は飲んだが、息苦しさも動悸もなく心も落ち込まず、普通に過ごせた。普通、そして健康であることのありがたみ…。
スーパーで買い物もしたし、図書館にもコンビニにもパン屋さんにも行った。外は暑くて、下手すると死ぬかもしれないくらい本当に灼熱で、日傘なしで歩く人や子供(地面からの距離がめちゃ近い)は大丈夫なのかよ。
スーパーもコンビニもパン屋も、店員さんが感じの良い人ばかりだった。体調も良いし対人運も良いし、久しぶりにポジティブな気持ちでいられた。
図書館でなんとなく棚を見ていると、読みたいと思っていた本を立て続けに2冊見つけた。無意識のセンサーが働いていたようだ。
「甘いお酒でうがい」、じろうさんの本だから読んでおくかと軽い気持ちで読んだが、とても良かった。佳子さんの毎日が愛おしくて、何度も涙腺がギュッとなった(じろうさんのお母さんへの想いを感じて泣いたというのもある)。当たり前だけど人は皆それぞれの日々を生きていて、そのひとつひとつに喜びや悲しみや笑いや優しさや悪意や怒りや大きな事件や小さなハプニングがある。当たり前なんだけどそういうことを改めて意識させられたというか。
自分じゃない誰かの生きる日々に意識的じゃないとネタなんて作れないよね。すごいと思った。
夕ご飯はカオマンガイ。久しぶりにお腹いっぱいご飯を食べることができた。夜になってもまだ左目の奥は痛く、胸のあたりにも少し違和感がでてきたが元気で、歌ったり踊ったりふざけたり、いつもの私が戻ってきた。