朝、やっぱりなんとなく調子が悪い。軽い胸のソワソワがずっとある。いつの間にか消えるんだけど。
今日も頭痛があったので早めに薬を飲んだ。
書類をひたすら仕分けするという仕事を一日中やった。手だけ動かしながら、色々なことを考えた。人と比べて私には何もないと思っていたけど、何もないけど私がいる、私がいるということだけで充分じゃないかと思った。好きな小説について考えたりもした。大好きな「十三月怪談」のことを考えて涙が滲んだり、ウィリアム・トレヴァーの短編をいくつか思い出して味わったりした。
引っ込み思案で恥ずかしがり屋が本当の自分だった子供の頃