寝起きから疲れていて、心と体のコンディションが最悪だった。喋ることもできないほど疲れていて、何がどうしてこんなにも疲れているのか、そして何故ここまで無気力なのか、わからないけどとにかく何もかも無理で、力が全く出なかった。
イングリッシュマフィンを食べようとして焼いて、焼けたマフィンを見て一瞬だけテンションが上がったが一瞬で終わった。
こんなに天気がいいのに私は家に閉じこもって何してるんだろうと焦燥感が募り、小さなことでもいいから何か自分が喜ぶことは何かと考えて、駅の向こうの珈琲屋さんのウィンナーコーヒーを飲みたいと思った。それで気力を振り絞って家を出た。
コーヒーを買って飲みながら歩いた。少し元気が出た。がんばって行動を起こして、偉かったと思う。
帰ってきてまたリビングに座っていると、外で聞いたこともないような大きなドドーン!という音が鳴って、それは現実の音に違いないんだけど、もしかしたら自分の頭の中だけで聞こえた音なのかもしれないという考えが頭をよぎった。それがすごく怖くてパニックになりそうで、震える手で薬を飲んで、ベッドに横になろうとして、でもその前に顔だけは洗いたくて、顔を洗いながらさっきの音は脳内の音じゃないと必死で自分に言い聞かせた。気が狂いそうだった。
いつものスマホのゲームをやれば落ち着くはずだと思いつき、横になってゲームをやった。ゲームをやるうちに、薬が効いてきたこともあってやっと落ち着いた。
もう夕方になっていたけど、昨日からそのままになっていた洗い物をやっと片付けた。夕ご飯も作った。そのあとはちゃんと普通に過ごした。フィットボクシングもやった。
頭が狂ったらどうしよう。