HAPPY ENDING

私の日記です

2023年6月29日木曜日

メイクを落とさず寝たせいで顔の皮膚がガサガサした手触りになってしまった。ここ数日、クインケ浮腫で右瞼も腫れがちでそれもすごく気になる。寝る前に薬飲んでるのにな〜。

夫が仕事を休めたので結婚記念日ランチへ。お互いの誕生日に続いて3回目のレストラン、今日も美味しかった。夫が頼んだワインのペアリングの最後の一杯が私たちが結婚した年のワインだった。予約のときに結婚記念日だということは伝えていたけど何年目かまでは伝えていなかったので、完全に偶然だった。驚いたし嬉しかった。最近涙脆い夫は目を潤ませていた。私はノンアルで通したんだけど、ノンアルのネグローニがすごくすごーーーく美味しかった。お香のような、高貴な寺院の香りの味がした。色も美しくて大好きになった。

帰りに大きな本屋さんに寄った。

電車は行きも帰りも座れたので大丈夫だった。電車への恐怖はだいぶ克服してきたけど、座れなかったら途中下車してたと思う。

母は尿タンパクの数値がいっこうに下がらず、治験を続けることができなくなってしまったらしい。タンパクの数値が上がって休薬している間に、体のあちこちに転移している癌が大きくなってきてしまったこともあり、これ以上数値が下がるのを待つのではなく治験を降りて別の治療に移る方がいいということになったらしい。母は癌の進行を実感しているらしく、早く何かしらの治療をしてほしいと言う。

珍しく、母の件で父からLINEが来た。父も父なりに心配して、不安になっている様子。

4年前に余命半年と言われた母が、治療と本人の気力・体力で復活して未だに生きて日常生活を送っていることを思うと、母はまたここから盛り返してくれるとつい楽観的に考えてしまう。その一方で、今度こそ本当に母が癌に負けてしまうのかもしれないという考えも、嫌だけど沸いてくる。

でも母は大丈夫だと信じている。信じているというか、大丈夫だし。