HAPPY ENDING

私の日記です

2021年10月4日月曜日

人間ドックが憂鬱で昨日なかなか寝付けなかった。去年の日記を読み返して、胃カメラに対する恐怖がますます蘇ってきた。

朝もずっと憂鬱で、電車に乗ったら久しぶりに満員電車だったからそれも嫌で、息が苦しくなって途中下車しそうになった。社内の広告や注意書きの文字を読むことに集中してなんとかやり過ごした。病院についても気が重く、酸素が薄いような気がして、暗い気持ちで待った。

ところが、看護師さんたちが本当に優しく、先生も話しやすく、検査がが始まるとともにどんどん元気に。

胃カメラ、怖すぎるので初めて鎮静剤を使った。注射を打ち、看護師さんの「はーい、おやすみなさい」という声が聞こえた後、頭の中にモヤモヤした重たい液体が広がるような感覚がして、ジーーーーという音が耳元でどんどん大きくなった。カメラを入れるとき「だいぶ意識あるし普通に苦しい」と思ったこと、検査に何分かかるのか確認したくて1秒、2秒…とカウントしはじめたこと、何度かえずいたこと、看護師さんが優しく背中をトントンしてくれたことは覚えている。終わった後に口の中が唾液でいっぱいだったこともうっすらと記憶にある。ただ、最中の記憶がほぼない。

検査後、隣の部屋に移動して柔らかいソファに寝かされ、少し眠るよう言われた。「眠れない」と思った次の瞬間、看護師さんの声がして目を開けると30分以上経過していた。

去年の大腸内視鏡検査のときも思ったが、鎮静剤、楽しい〜。今まででいちばん楽に終わった胃カメラだった。よかった。

なぜか脇のリンパが腫れているとか、胃に胆汁が逆流しているとか、その他毎年引っかかることがいくつか指摘されたものの、今日の段階で大きな問題は無くドックは終了。結果が届くまではスッキリした気持ちで過ごせそう。

清々しい気分で病院をあとにした。

病院の近辺は私にとってあまり馴染みのない土地で、せっかくなので近くを散歩してみることにした。夫の会社までひと駅なので歩いてみたりしつつ(連絡したけど夫には会えなかった)、美味しそうなドーナツ屋さんでドーナツを、老舗のクッキー屋さんでクッキーを買った。さらに池袋東武に移動して物産展でおやきを買って東武の屋上で食べたりして帰宅。

東京は美味しいものがいくらでも手に入るねえ。ドーナツもクッキーもおやきも最高。おやき、もっと食べたいので冷凍のやつを取り寄せることにする。

金木犀が再び咲いていて、先月よりももっと強い香りを漂わせている!クンクン!