HAPPY ENDING

私の日記です

2023年7月28日金曜日

夫は始発の新幹線に乗るべく朝早く出発した。2時間も寝ていないのでは?私は寝ぼけながら見送り。二度寝していると、会場入りしてテンションが上がっている夫からLINEが何通も来てうるさく、何度も起こされた。

東京ステーションギャラリー「甲斐荘楠音の全貌」を見に行った。私の中で一昨日のマティス展から突然の「芸術親しみ月間」が始まっている。

絵が、凄かった。「幻覚(踊る女)」は実際に見ると不思議と怖さは感じず、それよりも「横櫛」が怖いというか、生きているようで目が離せない感じだった。少し節目がちっぽい薄い笑顔なんだけど今にもニヤ〜ッと口が裂けて恐ろしい表情に変わりそうな雰囲気があった。とにかく目が離せなくなるんだよ。先に進んでからも何度か戻って見てしまった。

着物の柄の描き込みもじっくり見て楽しかったし、もしかして私は日本画が割と好きなのかな。

オアゾのシティベーカリーでご飯(というかニース風サラダ)を食べて、またパンを大量買いして帰宅。本当はカスレを食べたかったけど、1人で外食中に満腹になりすぎるとパニックが起きそうで怖くて、サラダにしてしまった。

出先でカネコアヤノを聴いていたらなんか涙が出そうになった。

電車はかなり克服した。帰り、少し胃が痛くなってしまって不安だったけど(ちょっとした体の不調がパニックの引き金になる)大丈夫だった。すごい。もちろん、朝、薬は飲んでいます。

帰宅してひと休みしながら軽く本を読んでいると、いつの間にか寝ていた。美術館に行くと疲れるのかな。

夫が居ないのでつまらないと思う反面、1人で心から自由に過ごせる喜びもある。

夫が坂本慎太郎のTシャツを無事ゲットしてくれたとのこと。やった〜ありがとう。それにしてもいいなー、フジロック。いいなーーー!フジロック!!

ふとした瞬間に「横櫛」の顔が脳裏に蘇る。